
Microsoftが、2025年10月14日にサポート終了予定の「Windows 10」の個人ユーザー向けに、無料で1年間サポートを延長できるようにすると発表しました。
もともと個人ユーザー向けのサポート延長は、年間30ドルでESU(拡張セキュリティ更新プログラム)の提供がされると発表されていました
今回新たにESUを受けるための以下の2つの方法が追加されています。
- Windowsバックアップを有効にして設定とフォルダをクラウドに同期する
- Microsoft Rewardsを1000ポイント使う
WindowsバックアップにはOneDriveを使用する必要があります。OneDriveは無料で5GBまで使えますが、バックアップする容量が5GBを超える場合は、追加の容量を購入する必要があります。追加できる容量はMicrosoft365 Basicの100GBからで、260円/月(月次請求)です。
新たなESU取得は7月から可能になる予定とのこと。
「Windowsバックアップ」機能の設定は簡単なので、PC買い替えやアップグレードが億劫な人はちょっとした操作でサポート期限に1年の猶予が生まれることになります。
一部のユーザーにとっては朗報と言えるでしょう。
関連リンク
Microsoft サポート Windows 10 Consumer Extended Security Updates (ESU) program