【修正多数】Windows11 24H2 / 25H2向け「KB5074105」新機能と不具合まとめ。2026年1月のプレビューパッチ

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2026年1月のWindows 11向けプレビューパッチ「KB5074105」が公開されました。対象バージョンは Windows 11 24H2 および 25H2 です。

本プログラムは「プレビュー版(オプション更新)」です。不具合修正は内包していますが、脆弱性対策は含まれません。無理に導入しなくてもセキュリティ上のリスクはありません。

また、プレビューアップデートは動作が不安定になる可能性がゼロではありません。

安定性を重視する環境では来月の定例更新を待つのも手です。

目次

KB5074105で修正された不具合

【エクスプローラー】
desktop.ini ファイルによるフォルダー名の変更が正しく反映されない問題を修正LocalizedResourceName 設定が無視され、カスタム フォルダー名が表示されない事象が解消されています。

【認証】
更新プログラム KB5064081 以降をインストールした環境で、ロック画面のサインイン オプションに「パスワード」アイコンが表示されない問題を修正

【ナレーター】
ISO ファイルから Windows をインストールする際、ナレーターが起動しないことがある問題を修正

【ディスプレイとグラフィックス】
Windows のアップグレード後、分離されたマルチユーザー環境において画面が黒くなる(ブラックアウトする)問題に対処

【グラフィックス】
特定の GPU 構成において、dxgmms2.sys に起因するシステムエラー(KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE)が発生する可能性がある問題を修正

【スタート メニュー】
モバイル デバイスのサイドパネルで「このウィンドウを非表示にする」を選択しても、設定が正しく反映されない問題を修正

【その他(システム関連)】

◆Windows ブート マネージャーのデバッグが有効な場合、起動時にシステムがフリーズする問題を修正(kdstub.dll および kdnet.dll に起因する問題)

◆iSCSI ブートが「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」エラーで失敗する可能性がある問題を修正

◆Windows SDK の C ランタイム (CRT) ライブラリが、BinSkim によって「Microsoft SDL(セキュリティ開発ライフサイクル)非準拠」と誤認される問題に対処

◆スタートメニューで他ユーザーがサインイン中のシャットダウン警告メッセージが、メニューの端で切れてしまう問題を修正

◆アラビア語やヘブライ語環境でメニューが逆側に表示されたり、アイコンが中央に配置されなかったりする問題を修正

◆キオスクモードマルチアプリ・キオスクモードへのサインイン時に「制限のため操作が取り消されました」という誤ったエラーが表示される問題を修正

◆Windows Insider Programへの参加設定中に画面がフリーズする問題を修正

◆ロック画面が応答しなくなる(フリーズする)問題を改善

◆エクスプローラーでネットワーク上の場所を移動する際のレスポンスが向上

◆ログイン時特定のアプリをスタートアップに登録している際、初回サインイン時に Explorer.exe がハングアップし、タスクバーが表示されなくなる問題を修正

◆ライセンス認証においてアップグレード時にデジタルライセンスの移行が失敗し、トラブルシューティングツールが必要になる問題を修正。

◆デスクトップアイコンの操作(名前の変更など)時に、アイコンが勝手に移動してしまう問題を修正

◆キーボード設定のラベル表記ミスや、入力の遅延に関する問題を修正

◆ユーザーアカウント制御 (UAC)で 標準ユーザー権限からWindows ターミナルを管理者として実行しようとした際に、PCが応答しなくなる問題を修正

◆Windows サンドボックスの起動時にエラー(0x800705b4)が発生し、停止する問題を修正

新機能(通常ロールアウト)

セキュア ブートに関する変更

Windows 11 バージョン 24H2 の本リリースでは、セキュア ブート署名データベース (DB) に「Windows UEFI CA 2023」証明書が既に組み込まれているデバイスを対象に、ブート マネージャーの更新を実施します。
これにより、2011年版の署名が付与された bootmgfw.efi が、2023年版の署名済みファイルに置き換えられます。
⚠️DBのリセットやセキュア ブートのオン/オフ切り替えを行うと、「セキュア ブート違反(Secure Boot Violation)」が発生する恐れがあります。万が一この問題が発生した場合は、セキュア ブート回復メディアを作成して対応してください。

セキュリティの新機能

Data Protection API (DPAPI) のドメイン バックアップ キー管理機能が追加されました。管理者は、キーが自動更新(ローテーション)される頻度を設定できるようになります。これにより、暗号化の強度が向上し、古いアルゴリズムへの依存を減らすことができます。

設定に関する変更

システムファイルへのアクセス権限を適切に管理するため、ストレージ設定([設定] > [システム] > [ストレージ])を開く際に、ユーザー アカウント制御 (UAC) のプロンプトが表示されるようになりました。

Copilot+ PC向け段階的ロールアウト新機能

設定エージェントで、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語、韓国語、日本語、ヒンディー語、イタリア語、中国語 (簡体字) のサポートが拡大され、より多くの言語がサポートされるようになりました

Windows PC向け段階的ロールアウト新機能

デバイスをまたいだ作業の再開(クロスデバイス)

2025年5月のプレビュー更新プログラム「KB5058499」で導入されたクロスデバイスレジューム(Cross Device Resume)機能を拡張しました。

Spotifyでの再生再開、Word、Excel、PowerPointでの編集作業、ブラウザの閲覧セッションなど、Androidスマートフォンで行っていたアクティビティをPC上でスムーズに継続できるようになります。

Vivo ユーザー向けの新機能

PC上のVivoブラウザから、スマートフォンの閲覧内容を引き継げます。

HONOR、OPPO、Samsung、vivo、Xiaomi ユーザー向けの新機能

スマートフォンのMicrosoft Copilotアプリで開いたオンラインファイルをPCで再開できます

PCに対応アプリがインストールされている場合はそのアプリで、未インストールの場合は既定のブラウザで開きます。

注:スマートフォン本体のみに保存されているオフラインファイルはサポート対象外です。

Windows MIDI サービスの新機能

MIDI 1.0および2.0のサポートを強化し、ミュージシャンやクリエイター向けのエクスペリエンスを向上

WinMMおよびWinRT MIDI 1.0の完全なサポート(内蔵トランスレーション経由)

アプリ間でのMIDIポート共有、カスタムポート名、ループバック対応

パフォーマンスの向上とバグ修正

MIDI 2.0機能を有効にするApp SDKやツール(MIDIコンソール、MIDI設定アプリなど)は、別途「Windows MIDI Services」のランディングページまたはGitHubからダウンロード可能です。

アクセシビリティと設定の新機能

◆ナレーターで画面上のコントロールの読み上げ順序や詳細度をより細かくカスタマイズできるようになりました。不要なアナウンスを減らし、操作をよりスムーズにします。

◆「設定」のホームページにマイデバイス・カードが追加されました。PCの主要スペックや使用状況をひと目で確認でき、詳細設定(システム > バージョン情報)へ直接アクセス可能です。※現在は米国のみ

◆スマート アプリ コントロール (SAC)でOSのクリーンインストールをしなくても、設定から直接オン/オフを切り替えられるようになりました。信頼性の低いアプリや有害な可能性のあるアプリをブロックします。

◆音声アクセスのセットアップ画面を刷新しました。音声モデルのダウンロードやマイクの選択がより直感的に行えるようになっています。

音声入力: 音声コマンドを実行する前の「待機時間(遅延時間)」を調整できるようになりました。ユーザーの話し方に合わせた柔軟な認識が可能です。

Windows Hello: 外付けの指紋センサーでも「拡張サインイン セキュリティ(ESS)」がサポートされるようになりました。デスクトップPCやCopilot+ PCなどで、よりセキュアな生体認証を利用できます。

スマホとの連携(クロスデバイスレジューム)が強化されました。Androidスマホで行っていた作業を、そのままPCで引き継げるようになりました。

Spotifyの再生再開、Office系アプリ(Word/Excel等)の編集続行、ブラウザの閲覧セッションの同期ができます、HONOR、OPPO、Samsung、Vivo、Xiaomiのユーザー。PCにMicrosoft 365アプリがあれば直接起動し、なければWeb版で開きます。

スマートアプリコントロールの利便性向上

これまで一度オフにすると「Windowsのクリーンインストール」が必要だったスマートアプリコントロールが、設定から簡単にオン/オフを切り替えられるようになりました。

設定場所: Windows セキュリティアプリとブラウザー コントロール

音声アクセス・ナレーターが進化しました。コマンド実行までの待機時間を調整可能にゆっくり話す人でも、早口の人でも認識精度が上がります。

ナレーターで、画面上のコントロールの読み上げ設定がより細かく制御できるようになりました。

関連リンク

2026 年 1 月 29 日 — KB5074105 (OS ビルド 26200.7705 および 26100.7705) プレビュー | Microsoftサポート

Windows 11 KB5074105 update fixes boot, sign-in, and activation issues – BLEEPING COMPUTER

KB5074105: Windows 11 asks for admin access to open Storage settings, but breaks Temporary files cleanup for some files/folders – Windows Latest

Windows 11 KB5074105 25H2 adds Android Resume feature, direct download links for .msu (offline installer)

Windows 11 24H2 and 25H2 get big new updates with new features and fixes in KB5074105 – Neowin

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