先日、エクスプローラーのプレビューウインドウで請求書のPDFを見ようとしたら
「プレビュー表示をしようとしているファイルは、コンピューターに問題を起こす可能性があります。このファイルと発行元を信頼する場合は、ファイルを開いて内容を参照してください。」

こんな警告が出て表示されず困りました。
これはWindowsの不具合ではなく仕様です。
2025年10月にリリースされたセキュリティ更新プログラムが、 インターネット経由で入手したファイルに対して「プレビュー機能」を自動的に無効にするよう仕様を変更したことによるものです。
ダウンロードしたファイルや電子メールの添付ファイルはもちろん、NASから入手したファイルも含まれます。
セキュリティ強化の一環ではありますが、使い勝手が悪くなってしまったと感じる方も多いはずです。
そこで今回は、「インターネットオプション」の設定を使い、特定のフォルダを「信頼済み」として登録することで、以前のようにスムーズにプレビューを表示させる方法を解説します。
エクスプローラーの警告を消してプレビューを復活させる方法
Windowsがその保存場所を「リスクがある場所」と判断しているために起こっているので、その場所を「安全な場所」だと設定して教えてあげればOKです。
手順は以下の通り。
解説環境:Windows 11 25H2
インターネットオプションを開きます。スタートメニューから直接開くことが可能です。

「インターネットのプロパティ」ウィンドウの「セキュリティ」タブをクリックします。

ソーンの選択で「ローカルイントラネット」を選択し、その下にある「サイト」ボタンをクリックします。

「この Web サイトをゾーンに追加する」の入力欄に、警告が出るファイルが保存されているパスを入力します。
ネットワーク上の共有フォルダの場合は file://サーバー名 または \\サーバー名NASなどの場合はfile://IPアドレスです

下部にある「このゾーンのすべてのサイトにサーバーの確認 (https:) を必要とする」のチェックは外します(これを外さないと、通常のフォルダパスは追加できません)。
「追加」ボタンを押し、Web サイトのリストに登録されたことを確認したら「閉じる」を押します。
「インターネットのプロパティ」画面に戻ったら、「OK」を押して閉じます。
一度エクスプローラーをすべて閉じ、再度開き直してプレビューが表示されるか確認してください。
この設定で直る理由
Windowsのプレビュー機能は、内部的にInternet Explorerから引き継がれたセキュリティ機能(Zone Id)を利用しています。
「信頼済みサイト」に登録することで、システム側が「この場所にあるファイルは安全だから、中身を勝手に読み込んでも(プレビューしても)大丈夫だ」と判断するようになり、警告がスキップされる仕組みです。
注意点
この設定は、指定した場所にあるすべてのファイルを「安全」とみなします。不特定多数がアクセスする公開サーバーなどを登録する場合は、セキュリティリスクを理解した上で行ってください。
関連リンク
エクスプローラーは、インターネットからダウンロードされたファイルのプレビュー機能を自動的に無効にします – Microsoft サポート
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