個人もESUを購入できるように
Windows10のサポート期限は2025年10月14日ですが、お金を払えば拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)を受け取れるようになり、最大3年間セキュリティアップデートを受け取ることが可能になります。
これまでESUを購入できるのは企業法人だけでしたが、Windows10のESUは個人でも購入可能になります。
製品 | 延長サポート/ESU 開始日の終了日 | ESU (1 年) 終了日 | ESU (2 年) 終了日 | ESU (3 年) 終了日 | セキュリティ ゾーンの種類 |
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Windows Embedded POSReady 7 | 2021 年 10 月 12 日 | 2022 年 10 月 11 日 | 2023 年 10 月 10 日 | 2024 年 10 月 8 日 | クリティカル、重要 |
SQL Server 2012 | 2022 年 7 月 12 日 | 2023 年 7 月 11 日 | 2024 年 7 月 9 日 | 2025 年 7 月 8 日 | クリティカル |
Windows Server 2012/R2 | 2023 年 10 月 10 日 | 2024 年 10 月 8 日 | 2025 年 10 月 14 日 | 2026 年 10 月 13 日 | クリティカル、重要 |
SQL Server 2014 | 2024 年 7 月 9 日 | 2025 年 7 月 8 日 | 2026 年 7 月 14 日 | 2027 年 7 月 12 日 | 緊急 |
Windows 10*** | 2025 年 11 月 11 日 | 2026 年 10 月 13 日 | 2027 年 10 月 12 日 | 2028 年 10 月 10 日 | クリティカル、重要 |
参考:ライフサイクルに関する FAQ - 拡張セキュリティ更新プログラム
https://learn.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/faq/extended-security-updates
ESUの価格
Microsoftの仮想化ソリューションであるWindows365のクラウドPCには、無償で提供されます。
一方、オンプレミス(=ローカル、普通のパソコン)は追加費用がかかります。
個人向けESUは1年あたり30ドル。
企業法人向けESUは1年目が61ドル、2年目が122ドル、3年目が244ドルです。
かなり高くつきます。244ドルは現在のレートだと日本円で35,000円程度です。
Windows11 Proライセンスを購入するより高くつきます。
1年目を購入しないと2年目のライセンスは購入できません。
したがって、3年間でトータル6万円を超える見込みです。
OfficeのESUは無いので注意
Windows10のサポート終了と同時期にOffice 2016/2019もサポート終了します(2025年10月14日)
参考:Windows 10, Office 2016 & Office 2019 サポート終了のお知らせ
Officeに対してはESUの提供は無いので、2024を購入するかMicrosoft 365を契約するしかなさそうです。