今回は.NET Frameworkのインストール(有効化)方法を解説します。
.NET Framework 3.5とは
.NET Frameworkは、マイクロソフトが開発していたアプリケーション開発・実行環境です。
バージョン4.8をもってメジャーアップデートは終了しています。
セキュリティとバグ修正のための更新は継続されますが、以降の新規開発における推奨環境は.NETとなっています。
そういった流れもあり.NET Framework3.5は、Windows8以降では既定で無効化されています。
当然ながら、Windows10 / 11では自分でインストールしないと使うことができません。
必要な場合は手動でインストールする必要があります。
.NET Framework3.5のインストール(有効化)手順
Windows11 24H2の環境で解説します。Windows10でも同じ操作ですが、一部文言が異なる場合があります。
スタートメニューから[コントロール]と入力してコントロールパネルを開きます
[コントロールパネル]のプログラム]を選択します。
※「プログラム」が表示されない場合は、右上の表示方法にて「カテゴリ」に切り替えてください。
[プログラムと機能]の[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。
一番上にある[.NET Framework 3.5(.NET2.0および3.0を含む)]にチェックを入れ、OKをクリックします。なお、これの左側にある「+」を左クリックすると[Windows Communication Foundation HTTP アクティブ化]と[Windows Communication Foundation 非HTTP アクティブ化]の2つが表示されますが、これらにはチェックは不要です。(下の画像ではつけちゃってますが)
ローカルグループポリシー設定を変更しWSUSのネットワーク経路を回避してWindows Updateで
[一部の機能のインストールを完了するには、Windows Updateでファイルをダウンロードする必要があります。]の画面が出ます。[Windows Updateでファイルを自動ダウンロードする]をクリックします。
必要なファイルのダウンロードが始まります。
「必要な変更が完了しました。」と表示されたら、.NET Framework3.5のインストールは完了です。