元パソコン修理屋の人間です。「有能」「役立った」と言われる個人ブログを目指して運営中

UNNO LOG

Windows11 24H2では右クリックメニューが使いやすくなった

2023-10-27

Windows11 24H2では右クリックメニューが改良されている

朗報です。

先日リリースされたWindows11 24H2では、右クリックメニューが少しだけわかりやすくなっています。

これまで「切り取り」「コピー」「名前の変更」「削除」はアイコンのみで不親切でしたが、ちゃんとアイコンの下に文字がつき わかりやすくなりました。

でも、そこじゃないんだよMicrosoftさん...

新しい右クリックメニューを否定はしませんが、せめて従来のメニューを普通に起動させてくれよと思います。

The Vergeの記事「How to hack the right-click menu in Windows 11」で、一発で従来のメニューを開く方法が紹介されていたので、解説します。

※レジストリをいじるので、自己責任でお願いします。

従来の右クリックメニューに戻す手順

スタートメニューで「レジストリ」と入力すると「レジストリエディター」が候補として出てくるので、「管理者として実行」をクリックします。

ユーザーアカウント制御画面で「はい」をクリックします。

レジストリエディターが起動したら"コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\CLASSES\CLSID\"をアドレスバーにコピー&ペーストします。

新規のキー{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}を作成します。

{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}の何もないエリアを右クリックして新規→キーと進み"InprocServer32"を作成します。

作成した"InprocServer32"の中の(既定)をダブルクリックし、値のデータが空白であることを確認してOKを押します。

レジストリエディターを終了して、一度PCを再起動します。

これで、従来の右クリックメニューが一発で開くようになります。

まとめ

レジストリをいじるのはリスクがあるうえに手間なので、Microsoftが今後のアップデートで簡単に従来の右クリックメニューに戻せるよう改善してくれることを期待します。

  • B!

たくさん読まれている記事

1

TPMもセキュアブートもないWindows10のパソコンでも、Windows11 24H2に無理やりアップグレードすることが可能です。しかも簡単です。

2

Windows11 24H2の不具合情報まとめです。随時更新。複数の不具合が未解決なので、アップグレードは慎重に行ってください。

3

Windows11でファイル共有ができなかったりNASにアクセスできないときはネットワークサービスやゲストアクセス、SMB1.0の設定を確認しましょう。

4

Windows11では、右クリックメニューが大幅に変更されましたが、使いにくいという声が多いです。非公式の方法ですが、簡単に以前の仕様に戻すことが可能です。

5

SMB1.0は、Windows10バージョン1709以降とWindows11でデフォルトで無効化されています。現在のWindowsは、デフォルトで無効になっているというだけです。設定を変えればSMB1.0を有効にすることは可能です。