
Microsoftは9月30日(現地時間)、Windows 11の新しい機能更新プログラム「Windows 11 2025 Update Version 25H2 Build 26200(以下 Windows11 25H2)」を一般公開しました。
Windows11 24H2を実行しており、かつWindows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」設定をオンにしているユーザーに展開されます。
サポート期間は従来通り、HomeおよびProエディションが24カ月、EnterpriseおよびEducationエディションが36カ月です。
今回のアップデートは、従来とは異なり、「有効化パッケージ(eKB)」形式で配信されます。インストールは比較的速く完了します。
Windows11 25H2の新機能と変更点
25H2の新機能と変更点は以下の通りです。ユーザーの目に触れる変化は少なめです。
①脆弱性検出能力の向上
Secure Future Initiativeに基づき、OSのビルド時および実行時(ランタイム)における脆弱性検出と対策が強化されました。
②AI支援によるセキュアコーディング
AIを活用した開発段階でのコードの脆弱性を事前に発見・修正するプロセスが導入されます。これにより、製品がリリースされる前の段階のセキュリティリスクを低減させます。
③レガシー機能の削除
PowerShell 2.0やWindows Management Instrumentation command-line (WMIC)といった、古い機能が削除されましたた。 これらは、攻撃者に悪用されるケースが多かったためです。これによりWindowsのセキュリティを高まります。
Wi-Fi 7対応
Microsoft Intuneやグループポリシーで不要なStoreアプリの削除が可能になります。
関連リンク
Windows 11, version 25H2 update history | Microsoft Support
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An IT pro’s guide to Windows 11, version 25H2 | Windows IT Pro Blog
How to get the Windows 11 2025 Update | Microsoft Blog
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