
Windows11 25H2 / Windows11 24H2 / Windows Server 2025環境において、2025年10月の月例Windows Update適用後から、
Windows回復環境(Windows RE / WinRE)でマウスとキーボードが動作しなくなるという不具合が発生しています。
2025/10/24追記:Microsoftが更新プログラム「KB5070773」を公開し、本不具合を修正しました。
Windows Update後からWindows回復環境でマウスとキーボードが動作しない
2025年10月の月例Windows Updateをインストールすると、Windows回復環境でマウスとキーボードが動作しなくなる場合があります。
この不具合は、Windows回復環境のバージョン10.0.26100.6891にて発生します。
なお、この不具合は必ず発生するものではなく、PC環境によって発生したり、しなかったりします。具体的な発生条件は今のところ不明です。
回避策①
PS/2マウス、PS/2キーボードだと本不具合は発生しないようです。
したがって、マザーボードにPS/2コネクタがある場合はPS/2マウス、PS/2キーボードを使うことで本不具合を回避できます。
ただし、最近のマザーボードで、PS/2コネクタを搭載しているものは珍しいので、
回避策②
Windows回復環境のファイル「Winre.wim」を古いバージョンのものへ置き換えることでマウスとキーボードが動作するようになります。
しかし、正直手間がかかるうえリスクも伴う作業でなので、個人的には、ここまでして本不具合を回避する必要性は薄いと感じます。
Microsoftは近日修正予定
この不具合は近日中に修正が予定されています。
今のところ回避策はあるものの、あまり現実的でない方法ばかりなので、焦らず待つことをおすすめします。
関連リンク
Windows 11, version 24H2 known issues and notifications | Microsoft Learn
Microsoft confirms Windows 11 October 2025 Update breaks WinRE (Recovery) input | Windows Latest
2025 年 10 月 20 日 — KB5070773 (OS ビルド 26200.6901 および 26100.6901) 帯域外 | Microsoftサポート
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