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Windowsのエクスプローラーが仕様変更。ネット経由のPDFプレビューが非表示に。2025年10月のセキュリティ更新プログラム適用後

Windows
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エクスプローラーのPDF表示の仕様変更

Micosoftが、2025年10月のセキュリティ更新プログラム以降ファイルエクスプローラーのPDFプレビューを非表示にする仕様変更を発表しました。

この仕様変更により、インターネット経由でダウンロードしたPDFファイルや、共有ネットワークのPDFファイルのプレビュー表示がされなくなりました。

プレビュー表示をしようとすると、「プレビュー表示をしようとしているファイルは、コンピューターに問題を起こす可能性があります。このファイルとその発行元を信頼する場合は、ファイルを開いて内容を参照してください。」と表示されて中身を見ることができないようになっていることがわかります。

影響を受けるOS・更新プログラム

Windows11 25H2 / 24H2KB5066835
Windows11 23H2 / 22H2KB5066793
Windows10 22H2KB5066791
Windows Server 2025KB5066835
Windows Server 23H2KB5066780
Windows Server 2022KB5066782
Windows Server 2019KB5066586
Windows Server 2016KB5066836
Windows Server 2012 R2KB5066873
Windows Server 2012KB5066875

仕様変更の背景

この変更により、外部パスを参照するHTMLタグ(<link>、<src>など)を含むファイルをユーザーがプレビューした場合にNTLMハッシュ漏洩が発生する可能性がある脆弱性が軽減されます。攻撃者はこのプレビュー機能を悪用し、機密性の高い認証情報を取得する可能性があります。

従来の仕様に戻すには

方法①

ファイルとそのソースの両方の安全性に自信がある場合は、インターネット セキュリティ ブロックを削除できます。

ダウンロードしたファイルのブロックを解除するには、ファイル エクスプローラーでファイルを右クリックし、  [プロパティ]を選択して、[ブロック解除]を選択します。

方法②

関連リンク

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