共有プリンターで印刷できなくなった
問題の共有プリンターは同一ネットワーク上のPCにUSBで接続されているCanonのコピー・スキャン付インクジェットプリンター。
以前は問題なく印刷できていたとのことでしたが、共有プリンターの使用頻度が低いため何時から印刷できなくなったのかは不明とのこと。
早速、リモートで確認。プリンターが接続されているPCとの通信は問題なし。
ネットワークを開き、アドレスバーからプリンターが接続されているPC「\192.168.xxx.xxx\」へアクセスすると共有プリンターは表示されている状態。
そのプリンターを右クリックして「接続」すると以下のエラー。
プリンターへ接続できませんでした。エラー0x0000011b
OSは印刷を実行しているPC、プリンターが接続されているPC共にWindows10Pro 22H2。
以前、OSのアップデート後に「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」が勝手に無効にされたことがあったので、まずは、
コントロールパネル
プログラムと機能
Windowsの機能の有効化または無効化
SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート
「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」が有効になっているかを確認。
予想通り対象PCどちらもSMB1.0/CIFSファイル共有のサポートが無効になっていたのでSMB1.0/CIFSファイル共有のサポートの項目全てにチェックを入れて一旦再起動。
その後、プリンターに接続する上記と同じエラーで接続できず。。。
レジストリを設定することに。
1.レジストリエディタを起動
2.HKEY_LOCAL_MACHINE
∟SYSTEM
∟CurrentControlSet
∟Control
の順に展開。
3.「Print」の階層で右クリック>「新規」>「DWORD(32ビット)値」
4.追加された「新しい値#1」の名前を「RpcAuthnLevelPrivacyEnabled」へ変更。
5.「RpcAuthnLevelPrivacyEnabled」を右クリック>「修正」
6.「値のデータ」が「0」になっていることを確認して「OK」。(0以外の場合は0を入力)
7.レジストリエディタを終了して再起動。
PC起動後、プリンターに接続すると問題なく接続され印刷可能となりました

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