Windows7から10へは今でも無料でアップグレードできる
2023年10月23日更新
Windows7から10への無償アップグレードは、Windows Media Creation Toolを使うことで可能だったのですが、昨日トライしたところ、エラーが出てしまいアップグレードできなくなっていました。
新規作成したWindows7のマシンでも同じ結果だったので、もしかしたら、MicrosoftがWindows10へのアップグレードをブロックしはじめているのかもしれません。
Windows10のISOファイルを展開して、セットアップを実行することでアップグレードする手法は有効だったので、その手順を解説します。
デスクトップやマイドキュメントのファイルやインストールしているソフトは全て引き継げます。
作業自体はボタンを押して待つだけの簡単なもので、厳しい条件は特になくWindows7のライセンス認証がされているPCでインターネットに繋がっていればOKです。
Windows7から10へのアップグレード手順
以下の記事を参考に、Windows10のISOイメージをダウンロードしておきます。
ISOイメージを展開するために、7 Zipというフリーソフトをインストールします。
下記URLから、お使いのWindows7のアーキテクチャに合った7 Zipをダウンロードします。
https://7-zip.opensource.jp/download.html(新規タブで開きます)
7Zipのインストールが完了したら、Windows10のISOイメージを右クリックして「展開」をクリックします。
展開が完了したら、中にある「setup」という実行ファイルを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。
ユーザーアカウント制御画面で「はい」をクリックします。
Windows10セットアップのウインドウが起動します。「次へ」をクリックします。
PCのチェックや更新プログラムのチェックが始まるので、待ちます。
マイクロソフトのソフトウェアライセンス条項が表示されたら、内容を確認し「同意する」をクリックします。
「実行する操作を選んでください」のウインドウが表示されたら、「このPCを今すぐアップグレードする」にチェックは入っていることを確認して「次へ」をクリックします。
Windows10のダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わったら、Windows10のメディア作成が始まります。
ここでかかる時間はパソコンの性能によりますが、早ければ10分程度です。
メディア作成が終わると、更新プログラムのダウンロードが始まります。
途中でクリーンアップが始まりますが、何もせず待っていればOKです。
Windows10のライセンス条項が表示されます。内容を確認し「同意する」をクリックします。
更新プログラムのダウンロードがまた始まるので、終わるのを待ちます。
Windows10インストール準備完了の画面に切り替わったら「インストール」をクリックしましょう。
※個人用ファイルやアプリなどのデータは、初期設定では引き継がれますが、引き継がないよう変更も可能です。
Windows10のインストール画面に切り替わります。
あとは待つだけです。パソコンは数回再起動します
Windows10へのアップグレードが完了し、デスクトップが表示されました。
これで、Windows10へのアップグレードは完了です。