Microsoftが、Windows11 IoT Enterprise 24H2 LTSCを実行するための推奨最小要件を発表しました。
推奨最小要件 | 最小要件 | |
---|---|---|
プロセッサ | 1 GHz, 2 Cores | 1 GHz, 2 Cores |
RAM | 4 GB | 2 GB |
ストレージ容量 | 64 GB | 16 GB |
ストレージタイプ | Solid-State Drive (SSD) | SSD, HDD, SSHD, Flash (eMMC, SD, USB) |
システムファームウェア | UEFI | BIOS |
TPM | TPM 2.0 | オプション |
セキュアブート | 必要 | オプション |
DirectX | DirectX 12 | DirectX 10 |
ディスプレイ | 720p HD | オプション |
Windows 11 IoT Enterprise LTSCは、受付端末、POS端末、生産ライン制御、デジタルサイネージ、ATMなどを対象としたOSです。
Windows11 21H2、22H2、および 23H2 ではTPM 2.0 とUEFI が必要でしたがWindows11 24H2 では IoT Enterprise エディションは必須要件からTPM 2.0 と UEFI が削除されました。
ややこしいですが、Windows 11 Pro、Home、Enterpriseのエディションでは従来通りTPM、UEFI、およびセキュア ブートが求められますが、Ver 24H2 の Windows 11 IoT Enterprise では、これがオプションになったということになります。
Windows 11 24H2 は、ファイル エクスプローラーでの7zip圧縮やWindows for Sudo、省エネルギー設定、HDR壁紙のサポート、コントロールパネル項目の削減などの新機能を備え、9 月か10月に正式に公開される予定です。