Windows11の一部IME環境でコピー直後のキー入力に関する不具合が発生中

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Microsoft Japan Windows Technology Support Blogの記事

コピー直後のキー入力に関するIMEの不具合

Windows11の一部環境においてコピーした直後のキー入力が意図せず確定されてしまうIMEの問題が発生されているとして、Microsoft Japan Windows Technology Support Blogが記事を公開しています。

この問題は、以前のバージョンのMicrosoft IMEや他社製の日本語入力ソフトで発生します。

本事象が影響するOSは以下の通りで、

  • Windows 11 バージョン 22H2/23H2
  • Windows 11 バージョン 24H2/LTSC 2024

Windows 11 バージョン22H2/23H2の場合は、2025年1月29日以降の更新プログラム「KB5050092」以降を適用している環境のみで発生します。

この問題はWindows OS の問題と判断されており開発部門において対応を検討中です。

この問題の原因はタッチキーボードの動作にあります。タッチキーボードを一度開き、閉じる操作をすることで対処が可能ですが、サインインしなおすと再発する場合があります。

タッチキーボードを利用しないのであれば、以下のコマンドでタッチキーボードの動作を変更しましょう。

eg delete HKCU\Software\Microsoft\InputMethod\Settings\Common /v TouchKeyboardHasEverShown /f
reg delete HKCU\Software\Microsoft\InputMethod\Settings\Common /v InputPanelPageLastOpenTime /f

また、新しい Microsoft IME を使用することでも問題を回避できるので、一時的に使用するのもよいかもしれません。

コピー直後のはじめのキー入力が確定されてしまう問題について | Microsoft Japan Windows Technology Support Blog

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