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9月のセキュリティ更新プログラムKB5065431/KB5065426適用後共有フォルダにアクセスできなくなったときの対処法

Tips PCトラブル
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共有フォルダ

Windows Update後NASや共有フォルダにアクセスできなくなる

WindowsUpdate後、エクスプローラーで共有フォルダにアクセスしようとすると[¥¥〇〇-PCにアクセスできません]と出てアクセスできなくなることがあります。

Windows11 24H2の共有フォルダアクセスエラー画面

こうなった場合、何個か試すべきことがあるので紹介します。

SMB1.0を有効にする

Windowsのファイル共有にはSMBプロトコルが採用されています。

Windows Updateが原因で、SMB1.0が無効化されることがあります。

設定を元に戻すことでアクセスできるようになる、というわけです

SMB1.0は以下の手順で有効にできます。

SMB1.0を有効にする手順

解説環境:Windows11 24H2

[設定]を開きます

Windows11設定画面

左の[システム]設定に移動し、下に移動して

システム設定を下に移動

「オプション機能」をクリックします。

オプション機能をクリック

[Windowsのその他の機能]をクリックします。

Windowsのその他の機能の画面

[Windowsの機能の有効化または無効化]のウインドウが開きます。リスト内の[SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート]にチェックを入れ、OKをクリックします

SMB1.0にチェックを入れる画面

[今すぐ再起動]をクリックし、Windowsを再起動します。

今すぐ再起動する画面

再起動後、共有フォルダにアクセスできるか確認してください。

コマンドラインを使用してSMB1.0を有効にする

スタートメニューを右クリックし、[powershell(管理者として実行)]をクリックします。

ユーザーアカウント制御で[はい]をクリックします。

PowerShellで以下のコマンドを入力またはコードをコピーします。

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName "SMB1Protocol" -All

このコマンドを実行することで、SMB1.0が有効になります。

Windowsを再起動して変更を適用します。再起動後SMB1.0が有効になります。

ネットワークサービスの起動設定を変更する

ファイル共有に関するWindowsサービスの起動設定を変更することで、NAS・共有フォルダにアクセスできるようになる場合があります。

以下の4つのサービスを起動する設定にします。※順不同です。

  • Function Discovery Provider Host
  • Function Discovery Resource Publication
  • SSDP Discovery
  • UPnP Device Host

環境によっては、起動する設定になっていないことがあります。

手順

スタートメニューで[サービス]と検索し[サービス]を管理者として実行(起動)します。

スタートメニューでサービスを検索している画面

サービス一覧から[Function Discovery Provider Host]を探します。見つけたら右クリックして[プロパティ]をクリックします。

Function Discovery Provider Hostの設定画面

[スタートアップの種類]を[自動]に設定し、[適用]→[OK]をクリックします。

Function Discovery Provider Hostの設定画面

同じ手順で他の3つ

  • Function Discovery Resource Publication
  • SSDP Discovery
  • UPnP Device Host

も自動起動の設定をします。

ネットワークサービスの起動設定が原因だった場合は、これで解決する場合があります。

プライベートネットワークになってる?

いまさらですが、ファイル共有をするにはプライベートネットワークである必要があります。

プライベートネットワークになっているか確認しましょう。

Windows10の場合は、タスクバーのネットワークアイコンをクリックし、接続済みネットワークをクリックして

接続中のイーサネット(もしくはWi-Fi)をクリックします。

ネットワークプロファイルが[プライベート]になっていることを確認します。

パブリックネットワークが原因でファイル共有できない場合は、上記操作で解決します。

パスワード保護共有の設定を確認

パスワード保護共有は、共有フォルダにアクセスするときユーザー名・パスワードの入力を求めさせる機能です。

この機能は既定では有効になっています。

無効にしても何らかの拍子に有効になることがあり、そうなるとアクセスできなくなるわけです。

確認方法ですが、スタートメニューからコントロールパネルを起動して

「ネットワークとインターネット」をクリックします。

「ネットワークと共有センター」をクリックし、

「共有の詳細設定の変更」をクリックします。

「プライベート」のタブで、「ネットワーク探索を有効にする」にチェックが入っていることを確認します。

パスワードなしのファイル共有をしている場合は、「パスワード保護共有を無効にする」にチェックが入っている必要があります。

追加で確認したいこと

上記の設定変更をしてもダメなときがあります

その場合に試すことをまとめた記事を作ったので、不具合解決しなかった人はご一読ください

今回の記事は以上です。

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