Apple Watchをつけている人が増えた
Apple Watchは2014年に発表されたデバイスで、次のモデルが出ると めでたく10周年になります。
私は初代から愛用しており、初代→Series1→Series3→Series5→SE→Series7(現在)と買い替えてきました。
Series3が出たあたりから、街を歩いていてもApple Watchをつけている人が増えた印象です。
私にとってApple Watchは、生活必需品とまではいきませんが、あると便利なデバイスです。
では、「Apple Watchで具体的に何ができるのか?」、まとめてみます。
Apple Watchで できること
個人的に便利だと思っているポイントを、先に箇条書きします。
AppleWatchできること
- iPhoneの通知がすべて手首にくる
- 着信がわかりやすくなる
- 健康に対する意識が変わる
- 文字盤とバンドのカスタマイズができる
- Suica、iDやQUICPay等の電子マネーが使える
- ランニングを詳細に計測できる
- 睡眠を分析できる
- iPhoneで音楽再生しているときのリモコンになる
- 装着しているだけでMacのロック解除ができるようになる
- マスク着用時にiPhoneのロック解除ができるようになる
- Apple純正マップを使うと、Watchでもナビしてくれる
- 心拍数が異常なとき通知をしてくれる
- 騒がしい場所にいると「難聴になるぞ」と警告してくれる
- 転んで反応がないと救急車を呼んでくれる(マジです)
もちろん欠点もあります。個人的に欠点だと感じるのは
Apple Watchの欠点
- バッテリー駆動時間が短い
- ダサい
- 高い
この3つ。
これから、もう少し詳しくご紹介します。
iPhoneの通知がすべて手首にくる
iPhoneに届いた通知は、基本的にすべてApple Watchにも来ます。
メールやLINEの内容をすぐに把握できるので、いちいちiPhoneのロック解除する手間が省けます。
着信がわかりやすくなる
着信があると、Apple Watchがブルブル震えてお知らせしてくれます。
バッグやポケットにiPhoneを入れていると着信に気が付けなくなるときがありますが、Apple Watchがあれば寝ていても着信に気が付けます。
ただし、着信で震えるのは今のところ電話とFaceTimeオーディオのみで、LINEやSkype、Messengerといったサードパーティーアプリの着信ではApple Watchは震えません。
Appleが制限していると思われますが、サードパーティーアプリの着信でもWatchが震えるようになると嬉しいですね。
健康に対する意識が変わる
Apple Watchにはアクティビティというアプリが搭載されていて、ユーザーが設定した目標値にどれくらい近づいているか常に計測をしてくれます。
ムーブは総活動量、エクササイズは積極活動量(速歩きやワークアウト)、スタンドは立ち上がった時間数といった感じです。
活動的だと褒めてくれたり、座りっぱなしで作業をしていると「立って少し運動しましょう」と調教してきます。
Apple Watchを着けていると、毎日これをなんとなく意識するので健康にはいいかもしれません。
文字盤とバンドのカスタマイズができる
様々な文字盤とバンドが用意されており、シーンや趣味に合わせてカスタマイズが可能です。
文字盤はiPhoneの「Watch」アプリから追加が可能で、無料で変更できます。
Suica、iDやQUICPay等の電子マネーが使える
すごく便利な機能です。
Apple WatchはSuicaやiD、QUICPay等の電子マネー(クレジットカード)を使うことができます。
手首をかざすだけで改札を出ることができますし、コンビニや飲食店の支払いも手首をかざすだけで可能です。
iDやQUICPayは多くのお店が対応しているので、財布を持ち出す頻度がかなり減ります。
しかもiDとQUICPayはiPhoneの通信範囲外でも使用可能なので、コンビニ程度ならiPhoneすら不要になります。(Suicaは試したことがないので不明)
iPhoneで音楽を再生しているときのリモコンになる
音楽や動画をよく観る人にはすごく便利な機能だと思います。私も重宝しています。
Apple Watchが再生コントロール画面に自動で切り替わり、iPhoneの一時停止やスキップのリモコンになります。
運転中やサイクリング中など、iPhoneの画面を見るのが危ないとき役立ちます。
ランニングを詳細に計測できる
Apple Watchにはワークアウトアプリが入っていて、様々なエクササイズの計測を行うことが可能です。
アディダスランニングアプリもおすすめ
私はランニング程度の運動しかしませんが、adidasランニングアプリを愛用しています。
距離、平均ペース、心拍数、経路等を計測してくれて、ランニングが少し楽しくなります。
睡眠を計測できる
Apple Watchを着用しながら就寝すると(事前に設定が必要です)、睡眠を分析してくれます。
精度は不明ですが、就寝時間と起床時間、深い睡眠と浅い睡眠の計測をしてくれているようです。
睡眠障害がある方は、役立つかもしれません。
規則正しい生活を送れていないと使えない機能なので、私はあまり使えていません。
装着しているだけでMacのロック解除ができるようになる
Apple WatchがMacの鍵になります。
手首に着用した状態でスリープ解除するときやパスコード入力が必要な時、簡単にロック解除できるようになります。
とはいえ、現在のMacはTouch IDが使えるモデルが多いので、影の薄い機能になってしまったのは否めません。
マスク着用時にiPhoneのロック解除ができるようになる
Apple Watchを着用していると、マスクをした状態でもすぐにiPhoneのロック解除ができます。
ですが、iPhone12以降はマスク着用状態の顔も認識してくれるので、この機能の価値は下がってしまいました。
Apple純正マップを使うと、Watchでもナビしてくれる
iPhoneのマップアプリでナビを開始すると、Apple Watchの画面でもナビをしてくれます。
右左折のタイミングが近づいてくるとブルブル振動で知らせてくれるので、クルマのナビだと特に便利です。
心拍数が異常なとき通知をしてくれる
Apple Watchは常に着用者の心拍数を計測しています。
心拍数アプリが入っていて、好きなタイミングで測ることも可能です。
妙に息苦しい日に、「心拍数が高いです」と通知が出たことがあります。
心臓に疾患のある人は、Apple Watchがお守りになると思います。
騒がしい場所にいると「難聴になるぞ」と警告してくれる
Apple Watchは、常に環境音を計測しています。
ノイズアプリが入っていて、環境音を任意で知ることも可能です。
クルマの運転中に音楽を大音量で流していたら、「音量が大きいから気をつけろ」みたいな警告が出たことがあります。
便利というより、感心した機能です。
Apple Watchを着けていれば、難聴になるのを防げるかもしれません。
転んで反応がないとき救急車を呼んでくれる(転倒検出)
万が一のとき役立つ機能です。
私は写真撮影が趣味で、星空を撮りに出かけることがあります。
静岡県の御殿場付近で星空の撮影で徒歩移動中、つまづいてかなりの勢いで転んだら作動しました。
Apple Watchが「ひどく転倒されたようです」と通知を出して、緊急電話に通報するカウントダウンをして驚きました。
この機能があることは知っていたのですが、実際に見たことはなかったので、かなり派手に転んだ時本当に作動したのは感動しました。
幸い手のひらの一部の擦り傷で済みましたが、自分が高齢者だったら危なかったです。
高齢者や身体の不自由な方にはマジで心強い機能だと思います。
相当強い衝撃がないと作動しないので、誤検知はゼロです。精度は高いと思います。
心電図の測定ができる
Apple Watchのデメリット
バッテリー駆動時間が短い
バッテリー持ちは絶望的に悪いです。
Appleは、Apple Watch SE2のバッテリー仕様で「1日中駆動するバッテリー。通常使用時で18時間」と表記していますが、以下の私の使い方
- あまり運動しない
- 通常モード(低電力モード使わない)
- アプリのバックグラウンド更新は無効化
- 睡眠時も着用
だと、体感のバッテリー駆動時間は1.5日-2日です。
充電は速いです。1時間程度で完了します。
これだけ小さくいボディに機能を詰め込んでるので仕方ないとは思いますが、他のスマートウォッチは1週間以上バッテリー駆動する機種もあるので、将来うまいこと伸ばしてほしいですね。
Apple Watch Ultraは「通常使用時で36時間」らしいので2-3日使えると思いますが、かなりゴツくなるし値段も一気に高くなるので、バッテリー持ちのためだけにUltraを選ぶのはやめたほうがいいです。
とにかく、普通の時計と比べたらとんでもなく電池持ちが悪いのは事実です。
ソーラー式なんて充電いらないですから。
ダサい
バンドや文字盤変更でデザインを多少誤魔化すことはできますが、やっぱりダサいです。
Hermesの文字盤とバンド着けていようが、オシャレとは思えない。
HamiltonのJazzMasterとかすごくオシャレですよね。
こういうデザインになると嬉しいですが、物理的な針が必要なので不可能です。
私は時計ではなくウェアラブルデバイスとして割り切って使っています。
高い
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