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Windows ソフトウェア 裏技のようなもの

Windows11 | 使いにくい右クリックメニューを以前の仕様に戻す

Windows11では右クリックメニューが大幅に変更

Windows11では、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)がこのように大幅に変更されました。

Windows11の右クリックメニュー

基本的な操作は新しい右クリックメニューでもできるものの拡張性に乏しく、一部のユーザーにとっては不評です。

設定で従来の右クリックメニューに戻すオプションが用意されていないので、従来のメニューを起動するには[その他のオプションを確認]をクリックしないといけません。

いちいちこんな操作をするのは面倒です。

従来の右クリックメニューを多用する人のために、一発で右クリックメニューを起動させる方法を紹介します。

一発で従来のメニューを開く方法が紹介されていたので、解説します。

コマンド操作でも、実体はレジストリをいじる操作です。自己責任で行ってください。

解説環境はWindows11 24H2です

コマンド操作で従来の右クリックメニューに戻す手順

スタートボタンをクリックして、スタートメニューからコマンドプロンプトを検索します

スタートメニューからコマンドプロンプトを起動

[cmd]と入力して出てくるコマンドプロンプトを管理者として実行します。

コマンドプロンプトを管理者として実行する画面

ユーザーアカウント制御画面で[はい]をクリックします。

ユーザーアカウント制御画面

以下のコマンドを入力してEnterキーを押します

reg add "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32" /f /ve
コマンドプロンプトの画面

[この操作を正しく終了しました]と表示されればOKです。

Windowsを再起動します。※タスクマネージャーからエクスプローラーの再起動でもOKです。

再起動後は、従来の右クリックメニューが一発で開くようになります。

従来のWindowsの右クリックメニュー

レジストリエディターを使用して従来の右クリックメニューに戻す方法

スタートメニューで「レジストリ」と入力すると「レジストリエディター」が候補として出てくるので、「管理者として実行」をクリックします。

スタートメニューでレジストリエディターを起動している画面
ユーザーアカウント制御画面

ユーザーアカウント制御画面で「はい」をクリックします。

レジストリエディターが起動したら"コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\CLASSES\CLSID\"をアドレスバーにコピー&ペーストします。

レジストリエディターの画面

新規のキー{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}を作成します。

レジストリエディターの新規キー作成画面
レジストリエディターの新規キー作成画面

{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}の何もないエリアを右クリックして新規→キーと進み"InprocServer32"を作成します。

レジストリエディターの新規キー作成画面

作成した"InprocServer32"の中の(既定)をダブルクリックし、値のデータが空白であることを確認してOKを押します。

レジストリエディターの値のデータ編集画面

レジストリエディターを終了して、一度PCを再起動します。

これで、従来の右クリックメニューが一発で開くようになります。

従来の右クリックメニュー

まとめ

レジストリをいじるのはリスクがあるうえに手間なので、Microsoftが今後のアップデートで簡単に従来の右クリックメニューに戻せるよう改善してくれることを期待します。




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