Windows11 24H2では右クリックメニューが改良されている
朗報です。
先日リリースされたWindows11 24H2では、右クリックメニューが少しだけわかりやすくなっています。
これまで「切り取り」「コピー」「名前の変更」「削除」はアイコンのみで不親切でしたが、ちゃんとアイコンの下に文字がつき わかりやすくなりました。
でも、そこじゃないんだよMicrosoftさん...
新しい右クリックメニューを否定はしませんが、せめて従来のメニューを普通に起動させてくれよと思います。
The Vergeの記事「How to hack the right-click menu in Windows 11」で、一発で従来のメニューを開く方法が紹介されていたので、解説します。
※レジストリをいじるので、自己責任でお願いします。
従来の右クリックメニューに戻す手順
スタートメニューで「レジストリ」と入力すると「レジストリエディター」が候補として出てくるので、「管理者として実行」をクリックします。
ユーザーアカウント制御画面で「はい」をクリックします。
レジストリエディターが起動したら"コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\CLASSES\CLSID\"をアドレスバーにコピー&ペーストします。
新規のキー{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}を作成します。
{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}の何もないエリアを右クリックして新規→キーと進み"InprocServer32"を作成します。
作成した"InprocServer32"の中の(既定)をダブルクリックし、値のデータが空白であることを確認してOKを押します。
レジストリエディターを終了して、一度PCを再起動します。
これで、従来の右クリックメニューが一発で開くようになります。
まとめ
レジストリをいじるのはリスクがあるうえに手間なので、Microsoftが今後のアップデートで簡単に従来の右クリックメニューに戻せるよう改善してくれることを期待します。