2024年7月20日:まだアップグレード可能なことを確認しました。
Windows8.1から10へは無料でアップグレードできる
Windows8.1は2023年1月10日に延長サポートが終了し、それ以降はセキュリティアップデートが受けられなくなります。
Microsoftは2021年にリリースしたWindows11 PCへの買い換えを勧めていますが、実はWindows8.1が動作しているPCはWindows Media Creation Toolを使って合法的にWindows10へと無料でアップグレードすることが可能です。
デスクトップやマイドキュメントのファイルやインストールしているソフトは全て引き継げます。
作業自体はボタンを押して待つだけの簡単なもので、厳しい条件は特になくWindows8.1のライセンス認証がされているPCでインターネットに繋がっていればOKです。
この記事では、Media Creation Toolを使ってWindows8.1から10へと無料アップグレードする手順を解説します。
アップグレード手順
まずは、アップグレードするPCのWindowsがライセンス認証されているか確認しましょう。
コントロールパネルから「システム」のページを開いて、"Windowsはライセンス認証されています。"と表示されればOKです。
以下URLにアクセスし、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックしてWindows Media Creation Toolをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10(新規タブで開きます)
ダウンロードしたMediaCreationTool22H2.exeを右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。
ユーザーアカウント制御画面で「はい」をクリックします。
Media Creation Toolが起動し、Windows10セットアップのウインドウが起動します。
マイクロソフトのソフトウェアライセンス条項が表示されます。内容を確認し「同意する」をクリックします。
「実行する操作を選んでください」のウインドウが表示されたら、「このPCを今すぐアップグレードする」にチェックは入っていることを確認して「次へ」をクリックします。
Windows10のダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わったら、Windows10のメディア作成が始まります。
ここでかかる時間はパソコンの性能によりますが、早ければ10分程度です。
メディア作成が終わると、更新プログラムのダウンロードが始まります。
途中でWindows10セットアップが再起動しますが、何もせず待っていればOKです。
PCのチェックが始まりますが、すぐに終わります。
Windows10のライセンス条項が表示されます。内容を確認し「同意する」をクリックします。
更新プログラムのダウンロードがまた始まるので、終わるのを待ちます。
Windows10インストール準備完了の画面に切り替わったら「インストール」をクリックしましょう。
※個人用ファイルやアプリなどのデータは、初期設定では引き継がれますが、引き継がないよう変更も可能です。
Windows10のインストール画面に切り替わります。
あとは待つだけです。パソコンは数回再起動します
この画面までくれば、あと少しです。
Windows10へのアップグレードが完了し、デスクトップが表示されました。
システム情報を確認すると、Windows8.1からWindows10 22H2 ビルド19045.2364へのアップグレードができたことが確認できます。
これで、Windows10へのアップグレードは完了です。