Microsoftが2023年2月14日(現地時間)、Windows10 22H2と21H2を対象に累積更新プログラムKB5022834を公開しました。
詳細は以下。
対応バージョン
- Windows10 22H2
- Windows10 21H2
インストール方法
Windows Updateから行えます。
- 設定
- 更新とセキュリティ
- Windows Update
- 更新プログラムの確認
Microsoft Update Catalogからスタンドアローンパッケージを入手する方法もあります。
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5022834
上記リンクから、環境に応じたパッケージをダウンロードしましょう。
KB5022834の内容
KB5022834には、1月にリリースされたKB5019275の内容が含まれています。
- Windows オペレーティングシステムのセキュリティ修正
- 特定のIoTデバイスのオーディオ不具合を修正
KB5022834の不具合
不具合①
カスタム オフライン メディア、またはカスタム ISO イメージから作成された Windows インストールのデバイスは、この更新プログラムによって Microsoft Edge 従来版 が削除され、新しい Microsoft Edge に自動的に置き換わっていない可能性があります。 この問題は、2021 年 3 月 29 日以降にリリースされたスタンドアロン のサービス スタック更新プログラム (SSU) を最初にインストールせずに、この更新プログラムをイメージにスリップストリームすることで、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。
不具合①の回避策
- 以下のコマンド ライン (KB5000842 のパッケージを例として使用) を使用して、msu から cab を抽出します: expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <コピー先のパス>
- 次のコマンド ラインを使用して、以前に抽出した cab から SSU を抽出します: expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <コピー先のパス>
- 次に、この例では、SSU-19041.903-x64.cab という名前の SSU cab を得られます。 このファイルを最初にオフライン イメージ、次に LCU にスリップストリームします。
影響を受けるカスタム メディアを使用して OS をインストールしてこの問題が既に発生している場合は、新しい Microsoft Edge を直接インストールすることで、この問題の発生を軽減できます。 ビジネス向けに新しい Microsoft Edge を幅広く展開するする必要がある場合には、「ビジネス向けに Microsoft Edge をダウンロードして展開する」をご覧ください。
不具合②
2023年1月10日以降にリリースされた更新プログラムをインストールした後、自動ログオンが有効になっているキオスクデバイスプロファイルが自動的にサインインしない不具合
不具合②の回避策
4月にリリースされたKB5025221で解決されました。