Microsoftが2023年2月21日(現地時間)、Windows10プレビュープログラムKB5022906を公開しました。
不具合修正がメインのオプションアップデートとなっており、セキュリティ修正はありません。
詳細は以下。
対応バージョン
- Windows10 22H2
- Windows10 21H2
インストール方法
Windows Updateから行えます。
- 設定
- 更新とセキュリティ
- Windows Update
- 更新プログラムの確認
Microsoft Update Catalogからスタンドアローンパッケージを入手する方法もあります。
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5022906
上記リンクから、環境に応じたパッケージをダウンロードしましょう。
KB5022906による変更点と修正された不具合
- ロック画面で Windowsスポットライトを使用する際のエクスペリエンスが向上
- EdgeのIEモードでステータス バーのテキストが常に表示されない問題を修正
- 「設定」画面のナレーターの不具合を修正
- Excelでハイパーリンクが機能しなくなる問題を修正
- 特定のストリーミングアプリで広告が再生された後、ビデオの再生が停止する問題を修正
- Appx状態リポジトリに影響する問題に対処→ユーザープロファイル削除時のクリーンアップが不完全で、データベースが肥大化し、ユーザーがFSLogixなどのマルチユーザー環境にサインインするときに遅延が発生する可能性がある問題
- メキシコの新しいサマータイムをサポート
- 2つ以上のスレッド間のリソース競合の問題(デッドロック)に対処。→COM+アプリケーションに影響
- cbs.logに影響する問題を解決。→エラーメッセージではないメッセージをcbs.logに記録していた問題
- Microsoft OneDrive フォルダーに対するRemove-Itemコマンドレットの動作を改善
- AppV に影響する問題に対処。→ファイル名の大文字と小文字の問題
- Microsoft Edge に影響する問題に対処。→Microsoft IntuneテナントでMDMWinsOverGPFlagを設定し、Intuneがポリシーの競合を検出した場合に発生するMicrosoft Edgeの競合ポリシーが削除される問題
- Azure Active Directoryに影響する問題に対処。→一括プロビジョニングにプロビジョニング パッケージを使用すると失敗する問題
- MSInfo.exeに影響する問題に対処。→Windows Defender Application Control (WDAC) ユーザー モード ポリシーの適用状態が正しく報告されない問題
- Local Security Authority Subsystem Service (LSASS) に影響する問題に対処。→ドメインに参加しているマシンでSysprepを実行した後にLSASS が応答を停止する場合がある問題
- 仮想マシン (VM) に影響する問題に対処。→シンプロビジョニングシナリオでストレージプールに新しいディスクを追加すると、応答が停止する問題