Microsoftが2023年1月10日(現地時間)、Windows11 22H2に累積更新プログラムKB5022287を公開しました。
詳細は以下。
対応バージョン
- Windows11 22H2
インストール方法
Windows Updateから行えます。
- 設定
- Windows Update
- 更新プログラムの確認
Microsoft Update Catalogからスタンドアローンパッケージを入手する方法もあります。
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5022287
上記リンクから、環境に応じたパッケージをダウンロードしましょう。
KB5022287の内容
- Windows オペレーティングシステムのセキュリティ修正
- 管理者権限を持たないユーザーが管理者権限のアクションを実行できてしまうローカルセッションマネージャー (LSM) の不具合を修正
- Microsoft Open Database Connectivity (ODBC) SQL Server Driver (sqlsrv32.dll) を使用してデータベースに接続するアプリの接続不具合を修正
- 一部のデバイスでブルースクリーンエラー (0xc000021a) が表示される不具合を修正
KB5022287の不具合
不具合①
[スタート] メニュー、Windows 検索、ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリが期待どおりに動作しない場合や、開く際に問題が発生する可能性があります。 影響を受ける Windows デバイスでは、レジストリ キーまたはデータが破損している可能性があります。これは、Microsoft Office API を使用して Windows、Microsoft Office、または Microsoft Outlook またはOutlook カレンダーと統合するアプリに影響を与える可能性があります。 この問題の影響を受けるアプリの例として、ClickShare があります。 基になる問題は、Windows への更新プログラムのインストールによって発生せず、影響を受けるアプリへの更新によって公開される可能性があります。
不具合①の回避策
この問題を軽減するには、Windows、Microsoft Office、Microsoft Outlook、またはOutlook カレンダーと統合されたアプリをアンインストールします。
影響を受けるアプリへの更新や、アプリの開発者からのガイダンスも利用できる場合があります。
ClickShare by Barco を使用している場合は、「 現象: スタート メニューと他のシェル コンポーネントが失敗する」を参照してください。これには、Barco の ClickShare アクセス Office API やWindows タスク バーまたはユーザー シェル フォルダーのアクセス許可が ClickShare App Calendar 統合に関する問題が含まれます。
現在調査中であり、利用可能になると追加情報が提供されます。
不具合②
2023年1月10日以降にリリースされた更新プログラムをインストールした後、自動ログオンが有効になっているキオスクデバイスプロファイルが自動的にサインインしない不具合
不具合②の回避策
4月にリリースされたKB5025224で解決されました。