Windows PCの入れ替え | Thunderbirdのデータと設定を別PCにまるごと移行する

Windows10のPCで使っているThunderbirdのメールデータをWindows11の新PCにまるごと移行したので、同じ作業をしたい方のために手順を紹介します。

ImportExportTools NG」など、Thunderbirdのデータ移行方法は他にもありますが、まるまる全部引っ越すなら「プロファイルフォルダを移動する」という古典的な方法が一番簡単です。

メールや添付ファイルはもちろん、パスワードを含めた環境設定やアドレス帳も、とにかく全て移行できます。

フォルダーを入れ替えるだけで作業自体は非常にシンプルです。

ThunderbirdにはESR版や通常Release、BetaやDailyといった様々なチャンネルがありますが、チャンネルは移行元と移行先で同一にしてください。異なるとエラーが出る可能性があります。チャンネルの確認方法は後述します。

Thunderbirdのリリースチャンネル画面
Thunderbirdのチャンネルは4つある
目次

手順

解説環境:移行元PC Windws10 22H2, 移行先PC Windows11 24H2,Thunderbird バージョン141.0

Windows10のバージョン情報画面

移行元のパソコンで行う作業

Thunderbirdのチャンネル確認

まずはThunderbirdのチャンネルを確認します。

Thunderbirdのメニューバーから[ヘルプ]→[Thunderbirdについて]をクリック。

メニューバーは altキーを押すことで表示されます

Thunderbirdのメニューバーから[ヘルプ]→[Thunderbirdについて]
[Thunderbirdについて]の画面

上の画像だとReleaseチャンネル、つまり通常版です。移行先のPCにインストールするThunderbirdもReleaseチャンネルにしておきます。

Extended Support Releaseなら移行先もそれに。BetaやDailyも同じです。Betaを使う人はほぼいないと思いますが…

プロファイルフォルダーの場所の確認とバックアップ

次に、古いPCのThunderbirdデータの場所を確認し、取り出す必要があります。

データ場所の確認方法は、Thunderbirdのメニューバーから[ヘルプ]→[トラブルシューティング情報]を選択し

Thunderbirdのメニューバー

[プロファイルフォルダー]の「フォルダーを開く」をクリックします。

Thunderbirdのトラブルシューティング情報の画面

以下のようなフォルダーが開きます。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\(xxxxx).default-release
Thunderbirdのデータ

階層が2つ上の「Roaming」内の「Thunderbird」フォルダー内に、すべてのアカウントの設定情報やメールが保管されています。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Thunderbird
Thunderbirdフォルダ

この「Thunderbird」フォルダーを丸ごとバックアップして、新しいPCに移せばOKです。

「Roaming」フォルダは隠しフォルダです。自分から見に行く場合、基本的にはフォルダーオプションから隠しファイルの表示設定(以下の画像参照)をしないと見れません。

フォルダーオプションの隠しファイル設定画面

設定で「メッセージの保存先」を別ディレクトリに変更している場合は、そのフォルダーもバックアップしておきましょう。

移行先のパソコンで行う作業

移行先のパソコンにThunderbirdをインストールし、起動だけはしておきます。アカウント設定はなしでOKです。

先ほどと同じ手順で「トラブルシューティング情報」→「プロファイルフォルダー」の場所を選択して、データの場所を確認します。

Thunderbirdのトラブルシューティング情報の画面

「Thunderbird」フォルダー一式を丸ごと、バックアップしておいたフォルダーと入れ替えます。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Thunderbird

「アカウントの設定」で、「メッセージの保存先」を別ディレクトリに変更していた場合は、そのフォルダーも同じディレクトリ階層にデータを戻しておきましょう。

Thunderbirdの再起動すれば、移行元のパソコンのThunderbirdデータがすべて移行先のパソコンに復元されます。

ThunderbirdへのiCloudメールはひと手間かかるので注意

iCloudメールをThunderbirdに設定する際は、Apple Accountから新たにメール設定用パスワードを生成する必要があります。

あわせて読みたい
ThunderbirdにiCloudメールを設定する方法 iCloudメールをThunderbirdで送受信するには、固有のパスワードを生成する必要があり、注意が必要です。 「Apple IDとパスワードを何回正しく入力してもうまく設定できない」という方は、本記事が参考になると思います。

Apple Accountのパスワードを何回入力しても設定はできないので、注意してください。

参考

Mozille Thunderbird のデータを新しいコンピューターに移動する

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