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Windows Update情報

【不具合あり】Windows10向け2023年8月のセキュリティ更新プログラムKB5029244がリリース

Microsoftが2023年8月8日(現地時間)、Windows10 22H2を対象に累積更新プログラムKB5029244を公開しました。

Windows UpdateでKB5029244が表示されている画面

詳細は以下。

対応バージョン

  • Windows10 22H2

インストール方法

Windows Updateから行えます。

  1. 設定
  2. 更新とセキュリティ
  3. Windows Update
  4. 更新プログラムの確認

Microsoft Update Catalogからスタンドアローンパッケージを入手する方法もあります。

https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5029244

上記リンクから、環境に応じたパッケージをダウンロードしましょう。

KB5029244による変更点

7月に配信されたKB5028244の、以下の品質向上を含んでいます。

  • システムがスリープ状態から再開した後、特定のディスプレイとオーディオデバイスが見つからなくなる不具合を修正
  • 一部のVPNクライアントの接続が確立されない不具合を修正
  • ゲームをプレイするときにタイムアウト検出と回復 (TDR) エラーが発生する可能性がある不具合を修正
  • 検索アプリを全画面表示で開いた後閉じることができなくなる不具合を修正
  • アプリケーションから通知を送信できないWindows通知プラットフォームの不具合を修正 
  • Windows プッシュ通知サービス (WNS) の クライアントと WNS サーバー間の接続の信頼性が向上
  • インターネットに接続されていない環境で、Windows Hello for Business PIN または生体認証資格情報を使用する場合にハイブリッド参加済デバイスがサインインできない不具合を修正 
  • Windows Autopilot ポリシーをダウンロードするプロセスの回復性が高くなります。 これは、ネットワーク接続が完全に初期化されていない場合に役立ちます。 この更新プログラムは、Windows Autopilot プロファイルをダウンロードしようとしたときの再試行回数を増やします。
  • Win32アプリと ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリが、デバイスがモダンスタンバイに入ると閉じる可能性がある不具合を修正
  • イベント転送サブスクリプションにおいて、サブスクリプションにイベント チャネルを追加すると、不要なイベントが転送される不具合を修正
  • デバイスが正しくシャットダウンされない場合に、Windows Management Instrumentation (WMI) リポジトリにおいて、インストール エラーが発生する不具合を修正
  • Verdana Proフォントファミリの一部の文字のヒントを強化
  • ユーザーモード プリンタードライバーが予期せずアンロードされる不具合を修正。 これは、複数の印刷キューから同じプリンタードライバーに印刷するときに発生します。
  • XAML コントロールとブラウザー コントロールのテキスト編集コントロールに影響します。 テキスト編集コントロールが読み取り専用になった後は、再び編集可能にすることはできません。 これは、日本語、中国語、韓国語の新しい Microsoft IMEを使用する場合に発生します。
  • 国とオペレーター設定資産 (COSA) プロファイルが最新の状態になります
  • 予期しないインターネット印刷プロトコル (IPP) モードの切り替えにより、印刷ジョブが突然停止する可能性がある不具合を修正
  • 仮想サーバーと物理サーバーにおいて、IPsec 規則を使用してサーバーを構成すると、応答が停止する不具合を修正
  • Bring Your Own Vulnerable Driver (BYOVD) 攻撃の危険にさらされているドライバーをブロックリストに追加
  • サーバー メッセージ ブロック (SMB) 経由のI/Oにおいて、LZ77+Huffman 圧縮アルゴリズムを使用すると失敗する可能性がある不具合を修正
  • セクター サイズが大きいストレージメディアで BitLocker を使用するとWindowsの障害が発生することがある不具合を修正

KB5029244の不具合情報

特定の環境で新しいMicrosoft Edgeに置き換わらない不具合

カスタム オフライン メディア、またはカスタム ISO イメージから作成された Windows インストールのデバイスは、この更新プログラムによって Microsoft Edge 従来版 が削除され、新しい Microsoft Edge に自動的に置き換わっていない可能性があります。 この問題は、2021 年 3 月 29 日以降にリリースされたスタンドアロン のサービス スタック更新プログラム (SSU) を最初にインストールせずに、この更新プログラムをイメージにスリップストリームすることで、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。

解決策

  1. 以下のコマンド ライン (KB5000842 のパッケージを例として使用) を使用して、msu から cab を抽出します: expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <コピー先のパス>
  2. 次のコマンド ラインを使用して、以前に抽出した cab から SSU を抽出します: expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <コピー先のパス>
  3. 次に、この例では、SSU-19041.903-x64.cab という名前の SSU cab を得られます。 このファイルを最初にオフライン イメージ、次に LCU にスリップストリームします。

影響を受けるカスタム メディアを使用して OS をインストールしてこの問題が既に発生している場合は、新しい Microsoft Edge を直接インストールすることで、この問題の発生を軽減できます。 ビジネス向けに新しい Microsoft Edge を幅広く展開するする必要がある場合には、「ビジネス向けに Microsoft Edge をダウンロードして展開する」をご覧ください。

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