Microsoftは1月16日(現地時間)、個人向け「Microsoft 365」(Personal&Family)にCopilotを統合し、サブスクリプション料を値上げすると発表しました。
既に新価格になっており、Personalは年額2万1300円に、Familyは年額2万7400円になっています(いずれも年額プラン)。
現地米国価格では、Personalプランの価格は年間70ドルから100ドルの値上げとなっていますが、日本では為替レートの関係で、年間14,900円から21,300円となんと6,400円の値上げで、値上げ幅が大きいものとなっています。
とはいえ、内容がそのままで値上げしたというわけではなく、一応特典は増えています。
これまで、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリ内でCopilotを利用するには「Copilot Pro」を月額3200円で購入する必要がありました(Microsoft Copilot Pro)が、今回の価格改定に伴い、これが従量制で使えるようになりました。
新プランにはWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Forms、OneNote、Designer、メモ帳、写真、ペイントなどでCopilotを使うための「AIクレジット」が毎月60個含まれています。60回以上使いたい場合はCopilot Proサブスクリプションが必要です。
既存ユーザーは次回の更新で新価格になります
あまりに突然で選択肢があるわけでもなく、大幅値上げとなってしまいました。
Copilotをまったく使わないユーザーにとっては全く歓迎できない価格改定と言えるでしょう。
仕事でOfficeを使わず、OneDrive 1TBも不要で、Copilotを使わない人は
約2年で元が取れる永続版Office 2024、無料で使えるLibreOffriceやGoogleドキュメント/スプレッドシート、格安のWPS Officeを検討したほうがいいかもしれません。