Windows7でエラー80072EFEが表示されてWindows Updateできないときの対処法

Windows7で更新プログラムを取得できない

先日遭遇した症状。

VMWare Fusion Player MacでWindows7の仮想マシンを作成し、"更新プログラムの確認"ボタンを押した結果、Windows Updateの取得ができない症状に遭遇しました。

表示されたメッセージは下記。

新しい更新プログラムを検索できませんでした。
コード：80072EFE　Windows Updateで不明なエラーが発生しました
Windows7 Windows Update画面より

解決はできたものの少々時間がかかったので、備忘録&情報共有としてまとめます。

サポートがとっくに終了しているWindows7のWindows Updateをしようとしたのは、VMWare Toolsのインストールにいくつか更新プログラムが必要だったためです。

仮想マシンのスペックは下記。

今回は仮想マシンなのでWindowsをクリーンインストールしましたが、通常のパソコンでも同じエラーが出ると推測しています。（未検証です）

私の環境では以下3つの更新プログラム（MSUファイル）をMicrosoft Update Catalogからダウンロードし、手動インストールすることで解決しました。

お使いの環境(32Bit・64Bit)に合ったプログラムを選びましょう。

インストールにあたっては注意が必要です。詳細は後述します。

Windows7 SP1のクリーンインストール状態で入っているブラウザは、"Internet Explorer8"です。

現在のWEBサイト仕様や規格に対応していないため、Microsoft Update Catalogを表示できません。

そのため、Google Chromeをインストールして進めてゆきましょう。

Google Chromeは2021年現在でもWindows7をサポートしており、当然ながら問題なく表示できます。

また、Windows Update Catalog経由で更新プログラムをダウンロード・インストールする時の注意点ですが、

更新プログラム検索結果からプログラムの"ダウンロード"ボタンをクリックすると、小さなダウンロード専用ウインドウが表示されます。

この時表示されるダウンロードリンクは、右クリックして"新しいウィンドウで開く"で開きましょう。

ダウンロードが完了したら、更新プログラムを手動でインストールします。

先ほどのファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動し、"次のWindowsソフトウェア更新プログラムをインストールしますか？"の画面で"はい"をクリックします。

更新プログラムのインストールが開始します。

私の環境では、3つの更新プログラムいずれも1分もかからず完了しました。

3つの更新プログラムを全てインストール完了したら、Windowsを再起動します。

再起動後Windows Updateを確認したら、更新プログラムを正常に取得できるようになりました。

VMware Toolsのインストールもできるようになりました。

Windows7は2020年1月14日にサポート終了していますが、世界でも未だに根強い人気があります。

動作が軽快で、立体感のあるユーザーインターフェースの方が使いやすいという方も多いはず。

インターネットに接続しない使い方（スタンドアロン）であれば、Windows7を使い続けても問題ありません。

本記事がWindows Updateのエラー80072EFEに困っていた方の参考になれば幸いです。