Microsoftのドキュメントでは、Office2007のサポートOSはWindows8.1までで、Windows11に非対応です。
ですが、私はこれまでWindows7→10にアップグレードしたPCでOffice2007が動いているのを何度も見たことがあります。
なら、Windows11でもOffice2007は動くのではないか?
新規インストールはどうだろうか?
手元にOffice2007のパッケージがあったので、
仮想環境のWindows11マシンに、インストールを試してみました。
新規インストール成功
2024年10月30日、Windows11 Pro 24H2 (Dev Build27729.1000)環境にOffice 2007 Personalをインストールできました。
17年前のOfficeが最新のWindowsで動くって、衝撃です。
インターネット経由のライセンス認証も問題ありませんでした。
Windows Updateしたら、Office2007の更新プログラムが大量に降ってきました。
Excel履歴書の表示は問題なし。
Office 2007は令和に対応していないので、書式設定を和暦にして設定でTODAY関数を使うと幻の平成36年が表示されました。
Office2007はサポート終了しているので注意
今回は検証のためインストールし、ファイルが開けるか確認した程度です。
すべての動作を確認したわけではありません。
Office2007はとっくに昔の2017年10月10日にサポート終了しており、現在はセキュリティアップデートが配信されていません。
おまけに令和に非対応で、色々と不便なのでメインのPCで使うのは全くおすすめできません。
WPS OfficeやLibreOfficeのご検討を
価格が理由で純正のMicrosoft Officeへの移行に躊躇している人は、格安のWPS Officeや無料のLibreOfficeをご検討ください。
これらのほうがよほど安全ですし、Windows11に対応しているので、安定性も高いです。
Outlookは現在は無料で使える
ちなみに、これまで有料だったOutlookをMicrosoftが無料化し、現在は誰でも使うことが可能です。
Office 2007にもOutlookが含まれていますが、これを使うのが一番おすすめできません。
Word,Excelはともかく、Outlookは絶対に新しいのを使いましょう